江戸川乱歩 『陰獣』 女はやがて私の横に肩を並べて立止り、私の見ていた同じ仏像にじっと眼を注ぐのであった。 私は、あさましいことだけれど、仏像を見ている様な顔をして、時々チラチラと女の方へ眼をやらないではいられなかった。 それ程その女は私の心を惹いたのだ。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア