江戸川乱歩 『陰獣』 だが、実を云うと私は大江春泥の実行力を軽蔑していた。 高が探偵小説家の彼に、どれ程のことが出来るものか。 せいぜい御手のものの手紙の文章で静子を怖がらせる位のことで、迚もそれ以上の悪企みが実行出来る筈はない。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア