だから、あわよくば、彼のこの隠険な不正行為をあばいて、吠面をかかせてやりたいものだとさえ思っていた。
私は大江春泥の行衛を探すことが、あんなに難しかろうとは、まるで予想していなかったのだ。
大江春泥は彼の手紙にもある通り今から四年ばかり前、商売違いの畑から突如として現われた探偵小説家であった。
だから、あわよくば、彼のこの隠険な不正行為をあばいて、吠面をかかせてやりたいものだとさえ思っていた。
私は大江春泥の行衛を探すことが、あんなに難しかろうとは、まるで予想していなかったのだ。
大江春泥は彼の手紙にもある通り今から四年ばかり前、商売違いの畑から突如として現われた探偵小説家であった。