大江春泥と小山田六郎氏とが、飾釦のマークまで同じ手袋をはめていたということは、しかもそのとれた金物とホックの坐金とがシックリ合うなどと云うことが、考えられるであろうか。
これは後に分ったことであるが、私はその手袋を持って行って、市内でも一流の銀座の泉屋洋物店で鑑定して貰った結果、それは内地では余り見かけない作り方で、恐らくは英国製であろう。
R・K・BROS・CO・なんて云う兄弟商会は内地には一軒もないということが分った。
大江春泥と小山田六郎氏とが、飾釦のマークまで同じ手袋をはめていたということは、しかもそのとれた金物とホックの坐金とがシックリ合うなどと云うことが、考えられるであろうか。
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