第三は博文館発行の雑誌「新青年」第六巻第十二号です。
これには春泥の作品は掲載されていませんでしたけれど、その代り、口絵に彼の原稿の写真版が原寸のまま原稿紙半枚分程、大きく出ていて、余白に「大江春泥氏の筆蹟」と説明がついていました。
妙なことは、その写真版を光線に当ててよく見ますと、厚いアートペーパの上に、縦横に爪の跡の様なものがついているのです。
第三は博文館発行の雑誌「新青年」第六巻第十二号です。
これには春泥の作品は掲載されていませんでしたけれど、その代り、口絵に彼の原稿の写真版が原寸のまま原稿紙半枚分程、大きく出ていて、余白に「大江春泥氏の筆蹟」と説明がついていました。
妙なことは、その写真版を光線に当ててよく見ますと、厚いアートペーパの上に、縦横に爪の跡の様なものがついているのです。