彼は、天井板をすっかりはずしたのだから、どんな小さな品物にしろ、そこに残っている筈はないと請合ってくれた。
それでもやはり、あの釦は六郎氏が落したものだと強弁する為には、こんな風にでも考える外はなかった。
即ち、手袋からとれた釦が六郎氏のポケットに残っていた。
彼は、天井板をすっかりはずしたのだから、どんな小さな品物にしろ、そこに残っている筈はないと請合ってくれた。
それでもやはり、あの釦は六郎氏が落したものだと強弁する為には、こんな風にでも考える外はなかった。
即ち、手袋からとれた釦が六郎氏のポケットに残っていた。