江戸川乱歩 『陰獣』 静子はベッドの上で、死んだ様になって、黙り込んでいた。 ただ、彼女の背中の赤蚯蚓丈けが、まるで生きているかの様に、彼女の呼吸につれて蠢いていた。 彼女が黙ってしまったので、私もいくらか興奮がさめて行った。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア