江戸川乱歩 『火星の運河』 このすばらしい画面には、たった一つ、紅の色が欠けている。 若しそれを得ることが出来たならば、蛇の目が生きるのだ。 奥底知れぬ灰色と、光り輝く雪の肌と、そして紅の一点、そこで、何物にもまして美しい蛇の目が生きるのだ。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア