江戸川乱歩 『木馬は廻る』 酔っぱらいの様になった格二郎の前を、背景の、山や川や海や、木立や、洋館の遠見なぞが、丁度汽車の窓から見る様に、うしろへ、うしろへと走り過ぎた。 「バンザーイ」 たまらなくなって、格二郎は木馬の上で両手を拡げると、万歳を連呼した。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア