あなたなんか知るまいけれど、すみ子さんの手癖の悪いことは級中でも誰知らぬ者もない程だったから、じゃきっとあの人だわと云うのです。
この家内の言葉が、出鱈目や感違いでなかった証拠には、その時にはもう抜き出してなくなっていた、鏡の裏の私の写真のことを覚えていました。
それも家内が入れて置いたものなんです。
あなたなんか知るまいけれど、すみ子さんの手癖の悪いことは級中でも誰知らぬ者もない程だったから、じゃきっとあの人だわと云うのです。
この家内の言葉が、出鱈目や感違いでなかった証拠には、その時にはもう抜き出してなくなっていた、鏡の裏の私の写真のことを覚えていました。
それも家内が入れて置いたものなんです。