江戸川乱歩 『悪霊』 そいつは簡単に云えば毛髪と右の目と上下の歯と左の手と両足とを持たない極端な不具者であった。 身体の半分がなくなってしまっているといってもよかった。 その上痩せさらぼうて、恐らく目方も普通の人間の半分しかないのだろうと思われた程だ。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア