江戸川乱歩 『鬼』 森を出離れて、蓬々と雑草の茂った細道を歩いて行くと、叢の中から、ムクムクと、又しても血みどろの大犬が姿を現わし、人に驚いたのか、一目散に逃げ去った。 「オイ、あいつはさっきの奴と毛色が違うぜ。 揃いも揃って、この村の犬が土竜を喰うなんて変だぜ」 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア