と見ると、その番小屋の小半丁手前、鉄道線路の土手のすぐ側の一際深い叢の中から、三本の、或は黒く或は白い牛蒡の様なものが生えて、それがピンピン動いていた。
何ともえたいの知れぬ異様な光景であったが、やがて、草に隠れて身体は見えぬけれど、その三本の牛蒡は、御馳走に夢中になっている三匹の犬の尻尾であることが分った。
「あすこだ。
と見ると、その番小屋の小半丁手前、鉄道線路の土手のすぐ側の一際深い叢の中から、三本の、或は黒く或は白い牛蒡の様なものが生えて、それがピンピン動いていた。
何ともえたいの知れぬ異様な光景であったが、やがて、草に隠れて身体は見えぬけれど、その三本の牛蒡は、御馳走に夢中になっている三匹の犬の尻尾であることが分った。
「あすこだ。