「小父さん、さっきのホラ、藁人形を見せてほしいのだよ」
殿村が云うと、仁兵衛爺さんは妙な顔をして「アア、あれですかい」と裏の物置小屋へ案内して呉れた。
ガタピシと板戸を開けると、薪や炭を積んだ小暗い物置の隅っ子に、人間程の大きさの藁人形が、いかめしく突立っていた。
「小父さん、さっきのホラ、藁人形を見せてほしいのだよ」
殿村が云うと、仁兵衛爺さんは妙な顔をして「アア、あれですかい」と裏の物置小屋へ案内して呉れた。
ガタピシと板戸を開けると、薪や炭を積んだ小暗い物置の隅っ子に、人間程の大きさの藁人形が、いかめしく突立っていた。