どの位の時間がたったのか、ふと夢から醒める様に目を開くと、布引氏は真暗な部屋に、転がされていた。
さては賊に一杯食わされたかと、ふところを探って見ると、案の定、紙幣を包んだ風呂敷包みがなくなっている。
ピストルまで持去ったと見えて、その辺をなで廻しても、手に触れるものもない。
どの位の時間がたったのか、ふと夢から醒める様に目を開くと、布引氏は真暗な部屋に、転がされていた。
さては賊に一杯食わされたかと、ふところを探って見ると、案の定、紙幣を包んだ風呂敷包みがなくなっている。
ピストルまで持去ったと見えて、その辺をなで廻しても、手に触れるものもない。