江戸川乱歩 『恐怖王』 貴様の方で出て来なければ、俺は晩まででも、ここに待っているぞ」 蘭堂は大声で怒鳴って、敵が再び塀を乗り越して逃げ出さぬ用心をして置いて、足音を盗んで、グルッと表門に廻った。 幸、門は開けっ放しになっていたので、駈け込んで洋館の入口のベルを押した。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア