江戸川乱歩 『恐怖王』 「サアお放し、その手をお放し、でないと、今度はお前の背中だよ」 組合った二人のうしろに、いつの間にか小型のピストルを手にした夏子未亡人が、精一杯の力で、歯を食いしばって突立っていた。 ピストル持つ手がワナワナと震えている。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア