江戸川乱歩 『恐怖王』 人肉の万華鏡みたいなものが、眼界一杯に、あやしくも美しく開いていたのだ。 余りの怪しさに、ギョッとして、暫くは夢とも現とも判じ兼ねたが、やがて、気を取直してよく見ると、この浴室の不思議な構造が分って来た。 浴室は八角形の鏡の部屋になっていたのだ。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア