江戸川乱歩 『恐怖王』 京子の傷口が癒えて病院から自邸に帰ったのは、それから一月ばかり後であった。 その間大江蘭堂は、賊の危害を慮って、恋人を見舞うことさえ慎しんでいた。 鎌倉の喜多川夏子は、京子の事件を知ると、すぐ様蘭堂を訪ねて見舞を述べた。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア