江戸川乱歩 『恐怖王』 その間大江蘭堂は、賊の危害を慮って、恋人を見舞うことさえ慎しんでいた。 鎌倉の喜多川夏子は、京子の事件を知ると、すぐ様蘭堂を訪ねて見舞を述べた。 無論彼女自身も、例の入墨の生腕一件について警察の取調べを受け、少からぬ迷惑を蒙っているのだ。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア