江戸川乱歩 『殺人迷路』 署長は果して、待ってましたという調子で、ポケットから彼の常用のシガレット・ケースを取出すと、勿体らしくそれを開いて見せた。 中にはエアシップが二本と、白紙に包んだ一枚の眼鏡の玉。 云うまでもなく証拠品というのは、眼鏡の玉の方だ。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア