建物をグルッと迂廻して、例の裏口のドアの外側へ来て見ると、如何にも、その辺は海岸の白砂と黒い土との混り合ったような、シットリと湿った土地であったから、往復の靴跡がハッキリ残っていた。
それに往来から離れた人通りのない場所なので、その犯人のものと覚しき一種の靴跡の外は、犬の足跡さえもついていないのだ。
そこに一人の巡査が立番をしていた。
建物をグルッと迂廻して、例の裏口のドアの外側へ来て見ると、如何にも、その辺は海岸の白砂と黒い土との混り合ったような、シットリと湿った土地であったから、往復の靴跡がハッキリ残っていた。
それに往来から離れた人通りのない場所なので、その犯人のものと覚しき一種の靴跡の外は、犬の足跡さえもついていないのだ。
そこに一人の巡査が立番をしていた。