夏目漱石 『硝子戸の中』 Oは東北の人だから、口の利き方に私などと違った鈍でゆったりした調子があった。 そうしてその調子がいかにもよく彼の性質を代表しているように思われた。 何度となく彼と議論をした記憶のある私は、ついに彼の怒ったり激したりする顔を見る事ができずにしまった。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア