江戸川乱歩 『地獄風景』 空に開いた花火の、黄色い煙が竜の様に下って来るのも眺められる。 だが、いくらその様な目印があったとて、平地を歩くのではないのだから、何にもならぬ。 空ばかり見て中心へと向っていても、いつしか袋小路に行当って、動きがとれなくなってしまうのだ。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア