刑事の言葉に一同そばへ寄って、繩の切口を見ると、成程、プッツリと一思いに切れている。
「併し、まさか折枝さんが自分で繩梯子を切る筈はないから、風船には外に下手人が乗っていたと考えなければなりません。
ところが、この子供も、子供の知らせで驚いて飛び出して見た炊事係の婆さんも、折枝さんが落たあとの風船には、誰も乗っていなかったというのです。
刑事の言葉に一同そばへ寄って、繩の切口を見ると、成程、プッツリと一思いに切れている。
「併し、まさか折枝さんが自分で繩梯子を切る筈はないから、風船には外に下手人が乗っていたと考えなければなりません。
ところが、この子供も、子供の知らせで驚いて飛び出して見た炊事係の婆さんも、折枝さんが落たあとの風船には、誰も乗っていなかったというのです。