「併し、まさか折枝さんが自分で繩梯子を切る筈はないから、風船には外に下手人が乗っていたと考えなければなりません。
ところが、この子供も、子供の知らせで驚いて飛び出して見た炊事係の婆さんも、折枝さんが落たあとの風船には、誰も乗っていなかったというのです。
僕が駈けつけた時にも、折枝さんが墜落してから二三分しかたっていなかったのですが、風船の附近には誰もいなかった。
「併し、まさか折枝さんが自分で繩梯子を切る筈はないから、風船には外に下手人が乗っていたと考えなければなりません。
ところが、この子供も、子供の知らせで驚いて飛び出して見た炊事係の婆さんも、折枝さんが落たあとの風船には、誰も乗っていなかったというのです。
僕が駈けつけた時にも、折枝さんが墜落してから二三分しかたっていなかったのですが、風船の附近には誰もいなかった。