軽気球が二つ、奇妙なお日様とお月様の様に、場内の東西の空に懸って、そこから、五色のテープが美しい雨と降り注いでいた。
花火の筒は絶間もなく音を立てて、尺余の紙玉が中空に炸裂し、五色に染めた紙の雪が、さんさんと降りしきっていた。
その中に、赤ペンキで塗られた巨大な観覧車が、大人国の風車の様に、グルグル廻り、浅草の十二階めいた摩天閣からは、場内の四方に万国旗が張りめぐらされ、その窓々には、真赤な旗が、首を出して、ユラリユラリと、火焔の様に燃えていた。
軽気球が二つ、奇妙なお日様とお月様の様に、場内の東西の空に懸って、そこから、五色のテープが美しい雨と降り注いでいた。
花火の筒は絶間もなく音を立てて、尺余の紙玉が中空に炸裂し、五色に染めた紙の雪が、さんさんと降りしきっていた。
その中に、赤ペンキで塗られた巨大な観覧車が、大人国の風車の様に、グルグル廻り、浅草の十二階めいた摩天閣からは、場内の四方に万国旗が張りめぐらされ、その窓々には、真赤な旗が、首を出して、ユラリユラリと、火焔の様に燃えていた。