大砲の口を飛び出したフットボールのキルク玉は、目に見える早さで、ヨロヨロと飛んで行った。
そして、右端の人形の胸の辺に、コツンとぶつかった。
人形は、玉が当ると、二本の足を空ざまにして、ひっくりかえって、丘の向うへ見えなくなったが、それと同時に、人形の立っていたあたりから、突然、何百という五色のゴム風船が、まるで今撃ち殺された人形の魂ででもある様に、パッと大空に群がり昇った。
大砲の口を飛び出したフットボールのキルク玉は、目に見える早さで、ヨロヨロと飛んで行った。
そして、右端の人形の胸の辺に、コツンとぶつかった。
人形は、玉が当ると、二本の足を空ざまにして、ひっくりかえって、丘の向うへ見えなくなったが、それと同時に、人形の立っていたあたりから、突然、何百という五色のゴム風船が、まるで今撃ち殺された人形の魂ででもある様に、パッと大空に群がり昇った。