江戸川乱歩 『地獄風景』 諸所に設けられたテント酒場からは、ポンポンとシャンパンの音が聞え、真赤な顔の紳士淑女が、刻々にふえて行った。 大砲のまわりに集っている十人ばかりの男女も、大半は酔っぱらいであった。 お酒は飲まずとも、花火と音楽とが充分人を酔わせる力を持っていた。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア