ところが、この奇妙なテープは、鼻眼鏡の腹に押されても、伸びも曲りも切断されもしなかった。
それどころか、実に恐ろしいことには、切断されたのは、勢込んで走って来た鼻眼鏡の腹の方であった。
選手がテープにぶつかると同時に、彼の腹部からしぶきの様なものが、サッとほとばしって、赤い液体がテープの面をツーッと走った。
ところが、この奇妙なテープは、鼻眼鏡の腹に押されても、伸びも曲りも切断されもしなかった。
それどころか、実に恐ろしいことには、切断されたのは、勢込んで走って来た鼻眼鏡の腹の方であった。
選手がテープにぶつかると同時に、彼の腹部からしぶきの様なものが、サッとほとばしって、赤い液体がテープの面をツーッと走った。