先にも言った通り、この離れは一軒建の洋館だったが、部屋の様子を一応申し述べてみると、東と北とは壁、そして、その隅に寝台が置かれ、それに並んで、洋箪笥が据えてある。
その真正面、つまり西側の北寄りの所が、この部屋の唯一の入口で、長い廊下を通って母屋に通えるようになっていた。
南に面した方には二つの窓があり、その西側の窓の下に大きな卓子があって、その上にドッシリした本立が置かれ、それに数冊の洋書が立ててある。
先にも言った通り、この離れは一軒建の洋館だったが、部屋の様子を一応申し述べてみると、東と北とは壁、そして、その隅に寝台が置かれ、それに並んで、洋箪笥が据えてある。
その真正面、つまり西側の北寄りの所が、この部屋の唯一の入口で、長い廊下を通って母屋に通えるようになっていた。
南に面した方には二つの窓があり、その西側の窓の下に大きな卓子があって、その上にドッシリした本立が置かれ、それに数冊の洋書が立ててある。