「私の想像に間違いなければ、林君は昨日正午、中食を終ると二郎君の部屋から弾丸の装填してあった火繩銃を持ち出して、この部屋に戻り、それをこの机に凭れ乍ら弄んでいたのです。
ところが、フト、友人に手紙を書かなければならない事を思い出したので、銃を机の上に置いたまま、手紙を書き初めたのです。
その時、銃の台尻が恰度この本立の隅に当っていたという事は、この事件に重大な原因を作ったのです。
「私の想像に間違いなければ、林君は昨日正午、中食を終ると二郎君の部屋から弾丸の装填してあった火繩銃を持ち出して、この部屋に戻り、それをこの机に凭れ乍ら弄んでいたのです。
ところが、フト、友人に手紙を書かなければならない事を思い出したので、銃を机の上に置いたまま、手紙を書き初めたのです。
その時、銃の台尻が恰度この本立の隅に当っていたという事は、この事件に重大な原因を作ったのです。