江戸川乱歩 『目羅博士の不思議な犯罪』 そして、寝間着のまま、エレベーターの横の、狭い階段を、夢中で五階まで駈け昇ったのです。 真夜半のビルディングが、昼間の賑かさに引きかえて、どんなに淋しく、物凄いものだか、ちょっとご想像もつきますまい。 何百という小部屋を持った、大きな墓場です。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア