月光は向う側の建物のホンの上部を照らしているばかりで、建物と建物との作るはざまは、真暗に奥底も知れぬ深さに見えるのです。
それから、僕は、云うことを聞かぬ首を、無理に、ジリジリと、右の方へねじむけて行きました。
建物の壁は、蔭になっているけれど、向側の月あかりが反射して、物の形が見えぬ程ではありません。
月光は向う側の建物のホンの上部を照らしているばかりで、建物と建物との作るはざまは、真暗に奥底も知れぬ深さに見えるのです。
それから、僕は、云うことを聞かぬ首を、無理に、ジリジリと、右の方へねじむけて行きました。
建物の壁は、蔭になっているけれど、向側の月あかりが反射して、物の形が見えぬ程ではありません。