江戸川乱歩 『妖虫』 「アスノバン十二ジ」 京子はその青眼鏡の男から視線をそらさず、手元を見ないで鉛筆を動かすものだから、仮名文字はまるで子供の書いた字の様に、非常に不明瞭であったが、兄妹はメニュを窺き込んで、やっと判読することが出来た。 「何を書いているんです。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア