江戸川乱歩 『妖虫』 相川青年は、叢にしゃがんで、身体で覆い隠す様にして、ライターをつけ、その光で腕時計を見た。 十一時四十分だ。 それから十二時までの二十分を、彼はどんなに長々しく感じた事であろう。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア