江戸川乱歩 『妖虫』 それが焔のゆれるにつれて、伸びたり縮んだりしながら、異様に大きな唇を動かして、物を云っていた。 「サア、繩を解いてやったんだから、そうビクビクしていないで、もっと真中へ出て来るがいいじゃないか。 姉さん、お前寒いのかい。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア