江戸川乱歩 『妖虫』 ヨイショ、これでいいか」 襖の横顔が突然消えて、黒いパンツを穿いた一本の足が、雨戸の隙間を横ざまに閃いたかと思うと、白い大きなものが、ドタリと投出す様に、畳の上に横わった。 今度は女の胸から腰にかけての胴体の一部が、区切られて見える事になった。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア