江戸川乱歩 『妖虫』 「別に血のあともないし」 警官達はそんなことを呟きながらも、流石は職掌柄、部屋から部屋へと、注意深く歩き廻って、押入は勿論、台所の上げ板の下まで覗き込んだが、不思議なことに、猫の子一匹発見することは出来なかった。 「オイ、君、どうも妙だね。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア