江戸川乱歩 『妖虫』 彼は毒蛇にでも近づく様に、用心しながら、その生白いものの側にしゃがんで、五本の白くて太い葉を、イヤ、指を見つめた。 化物屋敷にふさわしくも、滑稽千万なことには、そこに雑草に混って、人間の腕が生えていたのだ。 「どうやら死骸は二人らしいぜ。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア