江戸川乱歩 『妖虫』 ふと気がつくと、大通りに面した広い空地に、大きなテントが薄白く聳えていた。 曲芸の見世物だ。 すっかり電燈を消したテント張りが巨象の感じで押し黙っている様子が、守を吸い寄せないではおかなかった。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア