守青年は少なからず躊躇を感じたけれど、この大罪人を見逃してしまうのは、余り残念だったので、勇気をふるい起して、青眼鏡の跡をつけて見ることにした。
犯罪者の急ぎ足の靴音ばかりが天地に響き渡っていた。
その三四間あとから、跫音を盗んでコソコソと歩いて行く、みじめな青年が彼であった。
守青年は少なからず躊躇を感じたけれど、この大罪人を見逃してしまうのは、余り残念だったので、勇気をふるい起して、青眼鏡の跡をつけて見ることにした。
犯罪者の急ぎ足の靴音ばかりが天地に響き渡っていた。
その三四間あとから、跫音を盗んでコソコソと歩いて行く、みじめな青年が彼であった。