兇悪無残の殺人鬼が、ゾッと総毛立つ程恐ろしければこそ、怪しくも懐しまれる刹那がないのではなかった。
彼女は目の前の透明な湯の中に、浮き上った桃色の肌の上に、水晶体凝視の魔術の様に、まざまざと、もつれ合うおぞましの幻を描いていたが、その余りにも強烈な刺戟に、真蒼になって思わず飛び出す様に浴槽を出た。
白タイルの洗い場に、すっくと立上った十八歳の処女の肉体は、何に比べるものもなく美しかった。
兇悪無残の殺人鬼が、ゾッと総毛立つ程恐ろしければこそ、怪しくも懐しまれる刹那がないのではなかった。
彼女は目の前の透明な湯の中に、浮き上った桃色の肌の上に、水晶体凝視の魔術の様に、まざまざと、もつれ合うおぞましの幻を描いていたが、その余りにも強烈な刺戟に、真蒼になって思わず飛び出す様に浴槽を出た。
白タイルの洗い場に、すっくと立上った十八歳の処女の肉体は、何に比べるものもなく美しかった。