江戸川乱歩 『妖虫』 恐れに恐れていたものが、とうとう現われたのだ。 そこには、透明ガラスの一駒一杯に、鉄格子の外から、悪夢にばかり見ていた顔が、現実となって覗いていたのだ。 闇の中に浮き上った、あの恐ろしい程無表情な顔。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア