机も椅子も非常に古風なもので、現代人の目には、いやらしい程彫刻が施してある。
殊に椅子の背中の凭れは、腰かけた人の頭より一尺も高くて、十八世紀の英国へでも行った様な気がするのだ。
三笠氏は、客にお掛けなさいとも云わず、サッサと自分丈け、その椅子に腰を卸して、知らん顔をしている。
机も椅子も非常に古風なもので、現代人の目には、いやらしい程彫刻が施してある。
殊に椅子の背中の凭れは、腰かけた人の頭より一尺も高くて、十八世紀の英国へでも行った様な気がするのだ。
三笠氏は、客にお掛けなさいとも云わず、サッサと自分丈け、その椅子に腰を卸して、知らん顔をしている。