江戸川乱歩 『妖虫』 殊に椅子の背中の凭れは、腰かけた人の頭より一尺も高くて、十八世紀の英国へでも行った様な気がするのだ。 三笠氏は、客にお掛けなさいとも云わず、サッサと自分丈け、その椅子に腰を卸して、知らん顔をしている。 実に変なお爺さんだ。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア