江戸川乱歩 『妖虫』 実に変なお爺さんだ。 五十五六歳の様に聞き覚えていたが、見た所では六十以上にも思われる。 頭も鬚も半白で、それがどちらももじゃもじゃと、まるで叢の様に乱れ、その真中に巨大な鼈甲縁の眼鏡がキラキラと光っている。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア