五十五六歳の様に聞き覚えていたが、見た所では六十以上にも思われる。
頭も鬚も半白で、それがどちらももじゃもじゃと、まるで叢の様に乱れ、その真中に巨大な鼈甲縁の眼鏡がキラキラと光っている。
服装は、カラも何もない皺くちゃのワイシャツの上に、ダブダブした冬物のスコッチの背広を着ているのだが、非常に背が低くて痩せているので、まるで猿に洋服を着せた様な恰好だ。
五十五六歳の様に聞き覚えていたが、見た所では六十以上にも思われる。
頭も鬚も半白で、それがどちらももじゃもじゃと、まるで叢の様に乱れ、その真中に巨大な鼈甲縁の眼鏡がキラキラと光っている。
服装は、カラも何もない皺くちゃのワイシャツの上に、ダブダブした冬物のスコッチの背広を着ているのだが、非常に背が低くて痩せているので、まるで猿に洋服を着せた様な恰好だ。