その妖虫が、犬かなんぞの獣の様に、ハッハッと呼吸しているのだという、変てこな考えに、彼はワナワナと震え出す程の恐怖を感じた。
コンクリートらしい、冷たくてザラザラした床を、守青年は、身を縮める様にして、呼吸の音とは反対の方角へ、ジリジリといざりながら、
「シッ、シッ」
その妖虫が、犬かなんぞの獣の様に、ハッハッと呼吸しているのだという、変てこな考えに、彼はワナワナと震え出す程の恐怖を感じた。
コンクリートらしい、冷たくてザラザラした床を、守青年は、身を縮める様にして、呼吸の音とは反対の方角へ、ジリジリといざりながら、
「シッ、シッ」