江戸川乱歩 『妖虫』 わしだよ」 相手の人物は、そう云いながら、懐中電燈の向きを変えて、我れと我顔を照らして見せた。 闇の中に、顎の下からの逆光線で、クローズ・アップされた老人の顔、モジャモジャした頭髪、顔を埋めた半白の鬚髯、まん丸なロイド眼鏡。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア